
障害があっても、なくても、豊かな人生を。
でこぼこみちについて
法 人 名
NPO法人でこぼこみち
設 立
令和5年(2023年)12月25日
目 的
この法人は、広く地域の人たちを対象として、主に発達に障害を持つ子どもたちを中心に、放課後や休日などの余暇活動と交流の場を提供し、障害を持つ子どもたちが、社会の中で多くの人と出会いながら様々な体験ができ、お互いに影響し合いながらのびのびと成長できるための活動を行います。
また、子どもたちが学齢期を終えて大人になった後も、住み慣れた地域の中で、夢や希望を叶えながら自分らしい生活を続けていくために、地域の様々な人たちが、障害の有無に関わらず、年齢や役割や立場を超えて、お互いに学び合い理解を深めるなかで、共に支え合う関係を育てる活動を行います。
これらの活動を行う事によって、障害を持つ人たちと地域の人たちが、交流し、理解を深めながら、地域社会の一員として暮らすことができる社会作りに貢献することを目的とします。
NPO法人でこぼこみち 定款より
法人の定款全文はこちら→
(2025年4月現在)
法人の設立主旨書はこちら→
代表挨拶

『ありがとう』は魔法の言葉
私たち大人が、子どもたちに「ありがとう」「助かりました」と感謝の気持ちを伝えると、子どもたちの表情は緩み、明るくなります。そして、「ありがとう」という言葉で、子どもたちは“自分には人を喜ばせる力がある”と気づき、自分を誇らしく感じるのではないか?と想像します。
また、子どもの照れた表情や笑顔から、子ども自身の“人の役に立ちたい”“人を喜ばせたい”“喜んでもらえて嬉しい”という素直な気持ちが伝わってきます。
「ありがとう」は魔法の言葉です。
私たちは、放課後等デイサービスの様々な活動の色々な場面で、子どもたちが「ありがとう」「助かったよ」と感謝されるとき、「僕って、私って、結構すごいかも?」と子どもたちは自分の力を発見しながら、ありのままの自分を認めて肯定する感覚を育てていくことができるのではないか?と思っています。
そのために私たちは、日々の活動の中で、大人が子どもたちの思いや行動を見逃さず、そのつど丁寧に、心を込めて「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることで、子どもたちが、自分の力を確かめ喜びながら、自分自身を気に入り、自分が大好きな大人に成長して欲しいと願っています。
私たちは活動の中で、子どもたちの考えや行動を肯定的に受け止め、子どもたちの小さなお手伝いや親切を見落とさず、「ありがとう!」という言葉をあたたかいシャワーのようにたくさんかけてあげたいと思います。
子どもは好奇心のかたまり。「やってみたい!」が成長の原動力
放課後等デイサービスには、さまざまな子どもたちが集まり一緒に活動します。
感覚過敏があって触れないものが多い、大きな音が怖い、味覚が敏感で偏食がち、発語が苦手で意思の表出が難しい、コミュニケーションの苦手、じっとしていられない、…等等。
苦手なことや困っていることは一人一人違います。そして、その行動の一つ一つには理由があります。
子どもに苦手なことやできないことがあると、私たち大人はついつい頑張らせたくなりますが、私たち大人だってやったことがない事は不安で怖いし、苦手なことはしたくないし、できないことも沢山あります。これはごく自然な感情で、子どもも大人も同じです。
子どもたちは好奇心のかたまりです。
卵が大嫌いで、卵を触ることもできなかった子どもが、ハンバーグ作りの中で卵を割る事に挑戦してできるようになり、卵が入ったハンバーグを食べてみる。
粉や粘土の触感が苦手で触れなかった子どもが、クッキー作りが面白くなり、小麦粉の計量をし、クッキーを丸めて焼く。
乗り物が大好きな子どもが、みんなと一緒に外出するために、降所ボタンを押すのを我慢して、車内で静かに座れるようになる。
そしてそのためには、子どもたちが事業所の活動が好きで、楽しいと感じながら、主体的に参加できている事が大切になります。
『みんなのキッチン&おでかけ』で私たちがやりたいこと
最初はできなかったことでも、興味のある活動に参加したい気持ちを原動力に、自分から取り組み、自分で乗り越えていく力が子どもたちに備わっています。
私たちは、「やってみたい!」「できるようになりたい!」という気持ちが子どもの心に自然に湧きあがり、自分から「これをやりたいです!」と自己主張する力と社会性が育つことを願って、『調理』『外出』『リクエスト』の3つの活動を計画しています。
そしてこの3つの活動をベースにして、『季節のイベント』『工作』『外遊び』、毎日の『始まりの会』や『終わりの会』『おやつ』『送迎』等の活動と、子どもたちが自分で工夫しながら自分のペースで自由に過ごせる『自由遊び』を組み合わせながら、子どもの「好き」と「やりたい」を増やし、子どもたちが自分からチャレンジする力や、自己発信・自己主張の力を伸ばしていきたいと思っています。
子どもたちへの願い
そして最後に、調理活動や、リクエスト活動、買い物活動、本物の社会に触れることができる公共交通機関を使った外出活動など、子どもたちが様々な活動と人に出会うことで、「社会性」を育てていき、将来学校を卒業した後、自分の力で外へ出ていく自信となり、人の助けを借りながらでも、自分が行きたい所へ自分で行く力、行きたいと伝える力、好きなことを選択し実現しながら生きていく力となり、子どもから大人になった後の人生が、より豊かになっていく事を心から願っています。
NPO法人でこぼこみち
理事長 松浦 百合子
